ラーメンマン2
「ところでAさんは将来フリーで仕事したいって言ってましたけどなんでその職業に就職しなかったんですか?」
彼女はそう聞いた。
確かに話が強烈すぎて流してたけど彼がフリーでやりたがっている仕事はその職業に希望しどこかへ入社し、経験と実績を積み、そして独り立ちするのが主流だったから。
私も職は別だったが似たような将来したい仕事があった為何かを夢みて行動するのはいいがAさんから出る話にはその仕事に関して何かに取り組んでるわけではなさそうだったのだ。
「まあそれは俺にはコネがあるからいつでもその仕事に関われるからさ?」
「フーン、なるほどそういう事なんですね」
と友人。
「でもやりたいことへのコネがあるっていいですね!」
とわたし。
それがいけなかった。
何とコネクションを褒めただけでロックオンされたらしい・・・
その街コンが終わった後Aさんからわたしのところに連絡が来ていた。
『このあとお茶でもどう?』
かなり嫌だったが終わった後仲良くなっていた他の男女でお茶に行くことになっていたのでそっちに来ないかと誘った。
もちろん答えはイエス。
ただ余計な事に一緒に参加した同性への悪口も書かれてあった。
とことんヤバいなと思っていたがその想いは伝わることなくみんなで合流した。
結構な大人数でお店に入り、私の両隣は友人と女性。
女性の目の前にAさんがいた。
そして話も進み、目の前にあった箸をくるんでいた紙を箸置きにしようと手元に集中しようとしたら私の真似をしようとしたAさんがあろうことか目の前の女性の紙をガシっと取り、同じ動きをしようとしたのだ。
あまりの非常識な行動に私と両隣の二人は一気に攻めた。
何考えてんの!?っといった記憶がある。
本当に意味が分からなかったんです
だって今日会ったばかりのこれから恋愛に発展するかもしれないような出会いを自分からぶち壊したんですもん。
ヤバいですよ。
そんで数日後、今度ご飯でもって誘いが…。
絶対的に興味なかった為遠回しにお断りしていました。
そしたらなんと友人の方に私に対しての不満を送ってた。
一緒にいた為、隣にいた私に
「この野郎、私の対応が気に入らんみたいに返信してきやがって。こいつラーメンマンて呼ぼ。ラーメンマンが『ももさんって何度誘っても断られるんですけどほんとに出会い求めてんですか』ってきてるぞ。」
「え、何、いちごちゃんの方に言ってきたの?
やばない?」
「やばすぎ。私は旧友かなんかかよ!」
「え、なんて返す?ひとまず忙しいみたいですよとだけ返してて。なんかごめんね」
とその日は終わり、数日後私にメッセージが来た。
そこには
『ももさんってさ、俺のこと興味ないですよね?ま、俺も興味ないですけど!』
「はあ?じゃあなんで何度も誘ってきたんだよ!
興味あったからだろ!?」
と思ったいましたが私は
『そう思うなら何で食事に誘ったんですか?
興味ないなら誘わなければいいじゃないですか。
誘ってきたっていうことは気はあったんですよね?
それは別にいいですけど変な意地しない方がいいですよ。』
とだけ返しました。
その話も今になっては笑い話でいちごちゃんともたまに思い出してはネタにしています。
ラーメンマンといったら通じてしまうという(o⌒∇⌒o)
さ、次回はマッチングアプリでの失敗談を書きますね~(^-^ゞ